Month: June 2019
個人輸入できる薬の量について

ED治療薬のバリフのように、すぐれた効果がありながら、日本国内では未承認となっているため、容易に手に入ることができるないような製品は数多く存在しています。 医薬品医療機器等法、以前の薬事法とよばれる法律では、医薬品が病気の治療に効果がある反面、深刻な副作用の被害をもたらすケースもあることから、医薬品の流通をきびしく規制しています。 しかし、例えば難病治療などで海外の医薬品をすぐにでも入手したいといったニーズもやはり国民の間には存在し、ときには命にかかわることもあることから、一部の例外的な場合について、海外から取り寄せをすることができることになっています。 これがいわゆる医薬品の個人輸入です。 ネット上には医薬品の通販ができるサイトも多数ありますが、国内で一般用医薬品という効き目が比較的緩い医薬品を直接販売しているサイトでなければ、実は個人輸入として海外からの通販をサポートするサイトであり、バリフのような医薬品についても、もちろんこちらの海外通販にあたります。 ただし、個人輸入できる医薬品の量や目的などにはいくつか制限が設けられており、使用目的としては、通販で購入する個人としてみずから使用することが前提です。 他人に譲ったり、まして営業として販売するようなことは認められていません。 個人輸入できる量については、軟膏や点眼薬のような外用薬であれば、1品目につき24個以内、一般的な医薬品や医薬部外品であれば、その用法・用量からみて2か月分以内、化粧品についても実は外用薬と同様の扱いで、1品目につき24個以内となっています。 毒薬、劇薬、処方箋薬のいずれかにあたるものは、用法・用量からみて1か月分であり、バリフは基本的にこの類型にあてはまります。

2019年06月16日
通販でバリフを買うのは法的にOK?

バリフはED治療薬として海外では広く名を知られているものですが、実は先行するバイエル薬品が製造したED治療薬の後発品、ジェネリック医薬品にあたります。 本家のバイエルの先発品については、日本国内でもED治療薬として厚生労働省の承認が下りていますが、バリフのほうについては、医薬品としての承認がないため、国内で流通させることは困難な状態になっています。 そのため、原則的なことからいえば、未承認医薬品であるバリフを国内の薬局やドラッグストアなどが店頭で販売したり、もしくは通販に応じたりといったことは、法律上は認められていませんし、実際にも扱う業者はないとみられます。 しかし、インターネットの世界を覗いてみると、現在もバリフの通販ができると書かれたサイトが数多く見つかります。 これは実は国内の薬局・ドラッグストアなどが直接通販で医薬品を取り扱っているのではありません。 海外にはバリフのような医薬品でも比較的簡単に手に入れることができるため、そうした海外の国からの通販、いわゆる個人輸入を補助するためのサイトと考えればよいでしょう。 個人輸入についても、もちろん法律上の規制はありますが、税関に出す書類などがことさらに必要がない場合として、通販によって購入する本人が使うもので、しかも一般的な医薬品は2か月分、バリフのような医療用のものは1か月分の分量に限って個人輸入する場合が挙げられます。 こうした規制にかからない範囲内であれば、医師の処方箋なしの個人輸入は合法的に可能ですので、通販でバリフを買うのは合法ということになります。 ただし、サイトを開設している業者の住所が日本にあって、日本語で書かれていたとしても、法律のしがらみで製品そのものは海外から郵便で届けられる、ということになります。

2019年06月05日