Month: July 2019
海外サイトの通販は詐欺が多い

世界のなかで比較的治安がよいとされている日本では、あまり深刻に考えることはないのかもしれませんが、海外の通販サイトには詐欺目当てで開設されているものも多く、特に医薬品のように、全世界的な需要があり、しかも高値で売れるような製品を取り扱っているものについては、いっそう注意しなければなりません。 例えば、ED治療薬のジェネリック医薬品として知られているバリフなどは、日本国内では病院・クリニックなどの医療機関を通じてさえも入手することが困難であるため、現地に行ってバリフを直接調達してくるか、さもなくば海外通販サイトから注文して、個人輸入として取り寄せる以外の方法はありません。 バリフをはじめとするED治療薬については、日本をはじめとして、オーストラリア、シンガポール、アメリカなどで偽造品による健康被害が確認されており、現物を手にとって確認することができない通販の場合、特に警戒しなければなりません。 実際のところ、日本でED治療薬を製造または販売している企業が協力して調査を行ったところでは、ネット上で出回っているED治療薬の5割以上が偽造品であったとの結果が出ています。 こうした被害にあわないためにも、購入するサイトの情報を事前にインターネットで確認して、詐欺にあった体験談などの情報が書かれていないかどうかをまずは確認することが必要です。 医薬品の監督官庁である厚生労働省のウェブサイトのなかにも、個人輸入に関連したページの一部として、過去に詐欺情報が寄せられたサイトのURLや、偽造品とみられる製品などが、その概要や経過とともに、一覧となって掲載されていますので、こうした情報を参考にしてみるのもよいでしょう。

2019年07月30日
個人輸入で生じる様々なトラブル

バリフはED治療薬のジェネリックとして有名なもので、安価でしかも即効性が高いという理由で親しまれており、日本では市販されていないため、基本的には通販で直接海外から購入する、個人輸入というかたちになります。 しかし、こうした個人輸入の通販では、国内の薬局などでバリフを直接購入するのと異なり、様々なトラブルが生じる可能性がありますので、注意が必要です。 例えば、バリフは国内では医薬品として承認されておらず、品質や安全性についても国内の基準どおりには確認されていないため、通販サイトで誇大に広告されていたり、不衛生な管理状態に置かれている場合もあります。 また、薬は高値で売れることから、海外ではいわゆるニセ薬も氾濫しているため、相手が見えにくい通販の場合は特に詐欺の被害に遭いやすいほか、ニセ薬を飲んで健康被害が生じるという場合もあります。 実際に国内でニセのED治療薬を飲んだ人が、その後にけいれんを起こして病院に運ばれ、血栓症であると診断されたとい事例があります。 ニセ薬は有効成分が何も入っていないというよりも、人体に影響のあるよくわからない別の薬の成分が入っていることが多いのです。 さらに、国内承認薬と違って対処方法が不明な場合があり、いざというときに被害者救済制度が使えないということもあります。 本物のバリフであれば、基本的には頭痛、ほてりなどの副作用は比較的よくあるものの、それほど深刻な症状が出ることは稀ですが、ニセ薬はそもそもの成分が不明です。 仮に服用によって障害が残った場合、国内承認薬を用法用量を守り適切に使用したのであれば被害者救済制度による給付金や年金が下りますが、未承認薬ではそれも不可能です。

2019年07月05日